2015畑の記録*6/27支柱立てと畑の観察
トマトの幾つかが自重を支えきれなくなってきたので、支柱を立てた。というかAが立ててくれた。
支柱が立つと、ぐんと畑らしい。
インゲンやピーマンやナスの支柱は、まだ先。このところ天気が悪くて寒いので、彼らが大きくなれるのかやや心配だなぁ。
蒔き直した大豆の芽が出てきた。芽が出る様子はいつ見ても良い。これはたぶん黒大豆。
初めて家庭菜園をやった年は、枝豆と大豆とダイズのタネの分類を言葉で理解していなかった。それが今では、食べる用のダイズも畑に蒔いちゃう。わけわからないような、わけわかるような。
日本ほうれん草。あれほど、春蒔きには向かないと言われていたにも関わらず、春に蒔いてみた。
だって、野菜の育て方で一般的に言われていることって、だいたいが本州基準だから当てにならないと思っていたから。
普通なら春に蒔いたらトウ立ちするけど、北海道だぜ、ここは。
なんて言っていたら、そろそろ間引きかというタイミングで、トウが立っていたのだった。
どれほど春に蒔いてはいけないと言っていたかというと、これほど↓
一度も人生を謳歌しないで作られたタネが、果たして良いタネなのか判断がつかないので、今回の株はタネとりはせず、観察することに。
ほうれん草は雄株と雌株があるそうなので、よく見ておかないとな!
たぶん左が雌株、右が雄株。
現在の種取り部隊はこんな感じ。なんだかちょっと花壇ちっく。
2015畑の記録*6/24あれからまた2週間
before(6/10)
now
now
美味タス、富士キャベツ、松島白菜
before(6/10)
now
この葉物の立派さと言ったら、もう丸ごと手土産にできるレベル!!さらに苗まで遡ったら、ホントに貧弱で育つのかどうか疑問だったのになぁ!
ちなみにサンチュも美味タスもリーフレタス系なので、丸ごと収穫してもいいけど、下葉から必要な分づつとっていくと長く楽しめるらしい。
ジャガイモ
before(6/10)
now
こんもり!ワレワレの畑で順調に育つ唯一のナス科。とりあえず、今年もここまでは順調。
豆たちも一部は順調に芽が出ておりますが、カラスに双葉を食べられてしまった豆も…(*_*)
せっかく芽が出たのに、イタズラに食べられてしまったせいで、もうこの豆は成長せず、これでオワリ。
秘伝豆・紅白小豆のように、全て発芽しなかったものもある。蒔き方が悪かったかタネの力が足りなかったか、いずれにしても今からどうにもすることはできない。
でも、同じく諦めるしかないものでと、やっぱり、せっかく発芽したのに…と思うと、カラスを憎いと思ってしまう…。
とりあえず、在庫のあるものは蒔き直し。でもタネの交換会でいただいた珍しい豆などは余分がないので、残念だけど、これでオシマイ。
B
2015畑の記録*6/17今年の苗立てと作付けに関して思うところ
*苗立ての時期について
今年は苗立ての開始時期が早かったことが失敗だったと思っていたけど、定植が済んでみると、早いは早かったけど一概に失敗だったとは言えない気がしてきた。
3月末に蒔いた富士キャベツが小さくて定植に間に合わなかったりもしているので、作物の種類によっては、全然早くないのかもしれない。
交換会などで見た他の人の苗に比べてウチの苗は背が高かったのだが、それは徒長していたせいではないかと思われ、そうなると時期の問題よりも、水遣りや日当たりの問題の方が大きいのではないだろうか。
それに、ウチの畑は他所の畑よりも成長がゆっくりであり、結構な強風にさらされる地域だということを考えたら、少し大きめに苗を作っておいた方が安心して定植できるのではないかとも思う。
と言うことで、来年も春分の日辺りを目安に苗立てをすれば良いのじゃないだろうか。
*育苗について
それから、とにかく寒さには当てないようにすること。育苗の後半、気温が15℃を下回らない暖かい日には外の風にあてるが、外出などして取り込むのが遅れそうな場合は、いっそ出さない方が良いと思われる。
*種まきについて
セルトレイ
・土の量…少ない
・置き場所…省スペース
・植え替え回数…1回〜2回
・水分…乾燥ぎみ
・根鉢…少し
・持ち運び…しやすい
・大きなタネ、大きな芽…不向き
・小さなタネ、小さな芽…OK
・複数発芽した場合…切って間引き
・発芽しなかった場合…無駄は少ない
・特筆…全てのセルの植え替えがすむまで片付けられない
広いトレイ
・土の量…中くらい
・置き場所…省スペース
・植え替え回数…1回〜2回
・水分…ほどほど
・根鉢…なし
・持ち運び…しやすい
・大きなタネ、大きな芽…不向き
・小さなタネ、小さな芽…OK
・発芽しなかった場合…無駄は少ない
・特筆…根鉢がはらないので植え替え必須だが植え替えしづらい、全ての植え替えがすむまで片付けられない
6㎝ポットに種まき
・土の量…中くらい
・置き場所…やや広いスペース
・植え替え回数…1回
・水分…乾燥ぎみ
・根鉢…ほどほど
・持ち運び…しにくい
・大きなタネ、大きな芽…不向き
・小さなタネ、小さな芽…OK
・複数発芽した場合…切って間引く
・発芽しなかった場合…スペースの無駄が多い
・特筆…転びやすいので扱いがめんどくさい
9㎝ポットに種まき
・土の量…多い
・置き場所…広いすが必要
・植え替え回数…必要なし
・水分…過多になりやすい
・根鉢…しっかり
・持ち運び…しにくい
・大きなタネ、大きな芽…OK
・小さなタネ、小さな芽…不向き
・複数発芽した場合…切って間引く
・発芽しなかった場合…スペースの無駄が特に多い
・特筆…数が多くなるので移動が不便
これらを踏まえて、さぁ来年はどうしよう(´・_・`)
*育苗についてそのほか
・苗立てはできれば屋外でやりたい。暖かくなったきてからの出し入れが大変だし、後半は虫の発生がひどすぎる。けれども今のところ、温度管理、日照管理、水遣りの問題をクリアできる策は見つかってない…
*ミスの話
・ホオズキとトスカーナバイオレットのタネを間違えていた。どちらも食べた実の中から取ったもので、乾燥させたりしているときに入れ替わってしまったのだと思う。
ホオズキ(本当はトスカーナ)の苗を育てながら、おかしいなおかしいなと思ってはいたのだ。姿形が、なんとトマトに似ているものなのかと。同様に、トスカーナバイオレットってトマトのくせに葉っぱが丸いのだなぁなんて思っていたので、疑問は全て解決した。
・銀手亡はツルなしインゲンだった。葡萄棚の隅っこに植えて、葡萄棚から紐を垂らしてそれに絡ませようかと思っていたけど、その必要はない。
・ツタンカーメンは、インゲンだと思っていたのでインゲンエリアに植えたのだけど、インゲンではなくエンドウだった。出てきた芽のかたちを見れば、インゲンとエンドウの違いは明らかだった。
・それを言うなら、わざわざホースラディッシュの苗を取り寄せて買ったけど、ウチの敷地内に生えていた。
・育苗が上手くいかなくて、定植できた苗の数が計画に足りなかったのは仕方ないけど、持っている全てのタネが発芽しても計画に足りないというのは、いかがなものか。なんという杜撰な計画。
*
思えば長い道のりだった。
去年の育苗でほとんどの苗をだめにしたトラウマから、今年はまだ畑が雪の平原であった頃から苗を作った。何がどれだけ必要なのかの検討がつかず、また何をどうやって蒔くのが良いのかも手探りであった。
芽が出ないと言って悩み、間引きしたくないと言って悩み、徒長したと言って悩んだ。
日に当てるのか、水遣りはどのくらいか、風には当てた方がいいのか、軸となる考えや経験がないから、情報に踊らされ、思いつきで試して、幾つかの苗をだめにした。
雪がとけたら、今度は開墾に追われた。今年は大幅に畑の面積を広げたので、大量に作った苗も、耕さなかったら植えるところがない。
不耕起栽培という、自然の循環を利用し、かつ楽チンな方法をやるチャンスでもあったけど、砂利混じりの粘土質ということ、ご近所さんが提供してくれた機械技術への興味もあり、今年は耕すことにした。
畑をどうやって育てていくかは、まだまだ方針が定まっていない。藁一本の革命でも読むかー(´・_・`)
B
2015畑の記録*6/14第三弾植え付け、これにてほぼ完了!
スイカ以外のほぼ全てを畑におろしたので、今年の作付けはこれで一段落。ここからは、どしどし大きくなってもらうのみである。
定植したもの
大豆(タネ)
・くらかけ
・秘伝豆
きゅうり
・地這いきゅうり奥武蔵
ピーマン類
・ウズベキスタンピーマン
・万願寺唐辛子
・唐辛子
オクラ
・五角オクラ
・丸さやオクラ
大葉
トマト
・なつのこま
長ネギ
・下仁田ネギ
・石倉根深ネギ
ナス
・巾着ナス
・大きいナス
定植を終え、余った苗はプランターや麻袋に植えた。この玄関前の菜園の目玉はトマトだ。
クアットロポモドーロ!
世界一、アロイ、ホワイト、なつのこまの、中玉トマト4種類。
クアットロポモドーロ!
育苗中に名札がとれてしまって、なんのトマトかわからない、謎トマト。もう花が咲いてるけど、まだどのトマトなのかはわからない。
ミステーロポモドーロ!
急にイタリアンなのは単に言いたいだけなのでどうでも良いのだが、このプランター菜園や麻袋菜園、畑のおまけとは言え、いかにもパーマカルチャーっぽい感じがするので、なかなか気に入っている。
*
定植後、うまく育たなかったものの跡地には、コリアンダーを植えるつもり。コンパニオンプランツとしてもいいみたいだし、タネはたくさんあって嬉しいし。
この後は、支柱立て。それから、草も刈って、間引きや脇芽とりもやらなくては。
大きくなーれ!ワクワク!
B
2015畑の記録*6/12種取り予定と、その他の作物
去年からの繰り越しで今年種取りを迎えるものたち、いい感じ。
金港四寸ニンジン。いったいここからどんな感じの花になるのだろうか?みきさんの話だと、花の外側の方に良いタネが入るそうなので、覚えておこう。
下仁田ネギ。とてもわかりやすくネギ坊主。花って感じがしないものなのだな。
札幌黄。毎年、ウチの畑では上手くいかないタマネギ。今年も30近くタネを蒔き、畑に下ろせるのは10個程度しかないのに、タネとってどうするんだろうね?笑
あとは、アサツキと行者ニンニクも花がついてたので、きっと種がとれるよ!
行者ニンニクの花なんて、初めて見た!
*
ブドウ、今年は実のモトみたいなのがついてる!いよいよか?いよいよなのか?!
いいなぁ!いいなぁ!我が家は豊かだなぁ!!( ´ ▽ ` )ノ
B
2015畑の記録*6/11第二弾植え付け、その後
第二弾の植え付けからは、約一週間が経過。
苗ものはあまり変化はないけど、とりあえず定着した模様。
タネものは、発芽しているのもあるけど、全体としてはもう少し時間がかかる感じ。
小豆と黒千石は特に、蒔いた数に対して発芽しているものが少ない。明日葉、ツルムラサキ、きゅうりは、どれも発芽していない。
焦ることはないと思うけど、一週間たっても発芽しないのって、ゆっくりだよなぁ。
と思っていたら、一種類だけ、全てが発芽したものがあった。
銀手亡インゲンだ。
写真で見るとどれだかわからない!∑(゚Д゚)
銀手亡だけは、作付計画のミスで植え付ける場所がなくなっちゃったせいで、葡萄棚の隅っこに蒔かざるを得なかった。期せずして、インチキ自然農のウチの畑の中で唯一の不耕起栽培となったのだ。
耕さず、表面の草を刈っただけ。
なので、あっという間に再び草の中に埋もれてしまっていたのだが、草の中から出てきた銀手亡の芽は、他の作物の芽より、瑞々しくしっかりしているように見える。
…うーん。他の作物は、手が回らなくて草マルチなんかをしなかったこら乾燥して、銀手亡は周りの草がマルチ代わりになって乾燥しにくかったからなのか?それともこれが不耕起栽培のチカラなのか?
乾燥という点で言うと、耕した方の畑は雨が降らず乾燥すると、土がゴロゴロの塊になって固まる。
耕していない部分は、フラットのまま固まってヒビが入る。
どちらにしても、ぎゅうぎゅうで水分や微生物が入る余地はなさそうだけど、どっちがマシなんだろうな。塊の方が空気に触れる面積が多い分、分断されちゃってるような気がするんだけど、どうなんだろうー。
検討事例が少ないので、なんとも言えないけど、ちょっと考えるべきことのような気がするよ。
B
5/30第二弾で植えたもの
キャベツ
白菜
レタス
カボチャ雪化粧
豆類
・小豆
・紅白小豆
・そら豆
インゲン
・坂本インゲン
・銀手亡
・真珠豆
エンドウ
・赤エンドウ
・スナップエンドウスエヒロ
大豆
・黒千石
その他
・明日葉
・ツルムラサキ
・キュウリ強健スエヒロ
麻袋
・ルバーブ
・ドングリ
2015畑の記録*6/10第一弾植え付け、その後
植え付け第一弾から約二週間が経過。タネを蒔いたものたちは、ほとんどが順調に芽を出した。
第一弾では、ほとんどの種類をバラマキで蒔いたので、発芽率は確認しようがないのだけど、現状には満足している。
うっかり厚めに覆土しちゃったニンジンもぼちぼち出てきてホッ( ´ ▽ ` )。大浦ゴボウも出たよ。
個別に蒔いたもので言うと、ズッキーニとキンシウリとカボチャの発芽率ならびに初期生育がすこぶる良くて、双葉が大きい分、否が応でも期待も大きくなってしまう。
タマフクラダイズはタネの数が少なくて一粒づつ蒔いたので、出なかったところは一目瞭然(´・_・`)
スペースが空いちゃうのは気持ち的に収まりが悪いけれども、発芽率は十分だと思う。大きいサイズのダイズなので、やはり双葉も大きくて見事。
麻袋栽培のF1ゴボウとコンパニオンプランツのスズマルダイズも発芽。自然薯は今のところ変化なしだけど、どうなんだろう〜。
痛んでいたジャガイモキタアカリ、去年獲れたジャガイモ、自家採種したカラシナ、も無事に発芽してなによりだ!
あ、そうそう、6/7に、ぽへぽへ農園からサツマイモ紅東を頂いたので、さっそく植えたよ!
B
5/24第一弾で蒔いたもの
・ゴールデンバンタム
・北海道かぼちゃ
・タマフクラ
・北海道かぼちゃ
・タマフクラ
・うまいゴボウ
・自然薯
・スズマルダイズ