2015畑の記録*作付メモ(トウモロコシの交雑)

作付計画のメモ。ウチで交雑の可能性のあるものと、その対策2015。


トウモロコシ

・ゴールデンバンタム(スイートコーン)

・坂本キビ(モチキビ系)


  2015対策


トウモロコシは、風や虫の働きでの受粉が活発なので、花に袋を被せて受粉管理をしてやるのが良い。


しかし、やはりワレワレにそんな時間はない。


坂本キビを苗立てし、早めに植え付ける。ゴールデンバンタムは直播き。それから、気休めにすぎないかもしれないけど、2種類を極力遠くに植え付ける。


ほとんどの野菜は、交雑しちゃったとしても、その年にとれる実には変化は起きず、(実は、母体と同じ性質を持つ)その年にできたタネを蒔いたとき、初めて交雑の影響が見えてくるのだけど、トウモロコシの場合は、交雑しちゃったら、今年の実に影響が出る(これをキセニアというらしい)


トウモロコシの受粉は、ヒゲ一本づつなので、交雑すると、その粒だけが影響を受けているのが目に見えるそうだ。


ちなみに、スイートコーンのトウモロコシがモチキビ系のトウモロコシの花粉をキャッチすると、甘くなくなるとのこと。スイートコーンの売りは甘さなのだから、これはとんでもない!苗立てする方を坂本キビにしてみたのはこの為で、モチキビの受粉が完了したら、モチキビの花を刈り取ってしまう予定である。これならば、スイートコーンへの影響は避けられるんじゃないかという期待だ。


ヤングコーンをたくさん食べたいとか甘いトーキビをたくさん食べたいとかなら、ゴールデンバンタムだけを植えれば良いものを、悪足掻きしてまで2種類植えるのは、坂本先生のトウモロコシだから。なんだかんだ言っても、坂本チルドレンなワレワレ。


それに、モチキビは焼きトウモロコシにすると絶品らしいし。


今年のトーキビは楽しみだ!!


追記

F1トウモロコシのタネがまだ残っていて、でももう随分と古いので、使い切るつもりでポットに蒔いてみた。これはスプラウトで食べます。トウモロコシのスプラウト、コーンの甘みがして美味しかったので、これも楽しみ!