2015畑の記録*作付メモ(アブラナ属の交雑)
作付計画のメモ。ウチで交雑の可能性のあるものと、その対策2015。
タネとり人になろうと志した者たちは、その道の入り口で、まずはアブラナ科の野菜の多さに驚くことだろう。
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、洋食に使いたい野菜は軒並みアブラナ科。和食はどうかと思ってみても、ダイコン、カブ、コマツナ、タカナ、ハクサイ、ミズナ、ノザワナ、やっぱりアブラナ科。中華はどうか、チンゲンサイ、あ、これもアブラナ科。家で粒マスタード作りたいな、カラシナ、お前もアブラナ科か!
家庭菜園の半分は、アブラナ科でできているとでも言おうか。もう半分はナス科だ。
ともかく、交雑し易いことで有名なアブラナ科の野菜が多すぎて、タネとりは諦めようかとも思ったのだが、よくよく調べてみると、花の咲く時期が違ったり、アブラナ科の中で最もメンツが濃いアブラナ属においても交雑のしやすさには法則性があるようだったりして、対処の仕様があるとわかってきた。
この辺りの情報がどこまで信頼できるのかはわからないけど、交雑したとかしなかったとかは、見た目や食べてわかるもの以外、素人には判断できないと思っているので、なんかワレワレに都合の良い説を採用しようと思う。
タネの遺伝子に、厳しい純粋性は求めない。見て食べてわからないような交雑は、気にしない。見て食べてわかるものは、選別できるから問題ではない。
前置きが長い。
アブラナ科の中でも、気にしといた方がいいのは、アブラナ属。その中で、ウチに関係してる野菜は、大ざっぱに3タイプある。
タイプA
・カブ
・コマツナ
・松島白菜
・無双白菜→タネとらない
タイプAB
・カラシナ
・ザーサイ(秋蒔き)
タイプC
・富士キャベツ
・シャリーキャベツ→タネとらない
同じタイプのもの同士が交雑するのだけど、タイプABのものは、タイプAB同士だけでなく、タイプAとも交雑するので注意が必要。
ついでに言うと、タイプABのものは、タイプBとも交雑するのだが、ウチにはタイプBはいなかった。ラッキーだったな!
2015対策
タイプCであるキャベツは、翌年の春に花が咲くので、植付けは自由。しかも、シャリーキャベツはタネをとらないので、来春に植え直すのは、富士キャベツだけ。よって交雑の心配はなし。おめでとう富士キャベツ!君は自由だ!
残るアブラナ属たちは、みんな交雑の可能性が高いけど、その中で、夏に花を咲かせるものはカラシナだけなので、カラシナも植え付け自由!
コマツナ・カブ・松島白菜・ザーサイは、全て翌年の春に花をつける。今年の植え付け場所は自由だけど、来春の植え直し場所は、要検討。
離れた場所に植えるだけで済むか…。でも他家受粉だから、念のため、代わりばんこにタネとりする方が良いかもなぁ。
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