2015畑の記録*4/16苗が枯れる…


貧弱な苗を鍛え直そうと、天気の良かった2日間ほど、育苗箱を日中だけ外に出して日光浴をさせていた。

そしたら…一部が枯れた(*_*)

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さらに、日光浴させた翌日からは時期外れに凍えるような日が続いた。

そしたら…坂本キビが枯れた(*_*)

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ごめん。ごめん苗たち。苗たちは、別にワレワレの期待に応えるとかそんなんではなく、水を得て光を得て、ただ成長するのみなのだとは分かっているけれど、ワレワレが無知なばっかりに、心地よく育っていけていない。

今年は本当にトライ&エラーの繰り返し。失敗を繰り返して、育て方を学んでいる。

それ自体は仕方のないことだけど、なんとも身の置き所なく感じるのは、この苗たちから学んだことは、来年以降の野菜作りに活かすことができても、この苗たち自身には活かしてあげられないことだ。

ワレワレの未来への、礎となってくれるこの苗たち。だけど、この苗たちの立場からすると、ただ単にワレワレの無知の犠牲になっただけ。

苗は苗、人のような思考回路はないし、人のような感情表現もしない。人とは違うものを擬人化するのは、あまり好きじゃない。だから、苗が可哀想とか不憫だとか思うというよりは、その存在を軽く扱ってしまっていることを、少し、申し訳なく思うという感じなのかな。

申し訳なく思うというカタチをとることで、栽培の傲慢さによる罪悪感を紛らわしてるのかもな。

…なんて、苗が枯れたら自分まで元気がなくなってしまったけれども。

確かに、ワレワレの無知による判断ミスのせいで、坂本キビは全滅してしまったし、一部の苗も枯れてしまった。しかし、日光浴が完全な誤りだった訳ではない。

日光浴した苗の内の幾つかは、確かに、少し茎が太くなって健康さが出てきている。

しっかり観察して、個々の状況に応じて、対策を考えようということなんだろうね。

そして、個々に対策をとることで生じる効率の悪さとの兼ね合いのなかで、幾らかを切り捨てる、というのが、やっぱり人の行いなんだろう。

業が深いよなー。