2015季節の出来事*4/26しいたけのホダ木作り


はるばる白老まで、椎茸のホダ木作りに。前日の小樽泊から0830白老で1400ちえりあ、という無茶なスケジュールでも、行ってみたかった。

きのこ栽培はずっと興味があって、是非ともやってみたかったのだ。ぶっちゃけ、ホダ木も駒もホームセンターに売ってるし、乾燥させないようにするだけだって言うから、わざわざ白老まで行って勉強してこなくても、自分たちで出来ないことはないとは思う。

思うけど、行って実物を見て、きのこのストーリーを聞き、説明を聞き、手も動かし、なによりきのこ栽培への愛がある人に会ってみると、心から行って良かったと思う。

単純な作業だけど駒打ちは楽しかったし、もりっ、と樹皮の隙間から盛り上がってきている椎茸は大変かわいらしかった。

だんだんと、かわいさを感じる対象がおかしくなってきていると、これも心から思う。

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帰って来てから、今後の作業についてネットの情報でおさらいしてみたけど、実物を見て、話を聞いてきたから、しっかりイメージができる。

やっぱりコレだよね。

体験が伴わない知識では、イメージが覚束ないのだ。イメージが覚束ないから、対処も遅れてしまう。自信もないから、行動がブレる。

ま、イメージできたとしても、失敗するときは失敗するのだろうけども。

*ものすごく大雑把なメモ
・まずは水をかけたり浸したりして水分をしっかり補給
・乾燥に注意して、放っておく
(木の葉、木の枝などで覆い、保湿する。直射日光が当たる場合は、その上からビニールシートなどをかける。その際、内部温度が上がりすぎないように、ほんの少しだけ通風を残す)
6、7月頃にホダ木全体に菌が回ったら、ときどき水をやりながら放っておく。温度が上がりすぎないこと、乾燥させないことに注意。
・秋は乾燥に注意。冬はそのまま雪の中。
・風通しと日当たりの条件が良ければ、潅水も日よけもしなくて構わない。

そんなわけで、まずはとりいそぎ我が家のシャワーを浴びるホダ木

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椎茸がとれるのは、再来年の秋だって。

味噌1年
醤油2年
きのこ2年半

(´・_・`)

結果が出るまでにこんなにかかることをわざわざやるということは、無意識に、来年も再来年もその先も、今と変わらず生きているつもりでいるってことなんだろうな。

ちょっときれいごとくさいけど、いま幸せだから、いま死んでしまっても悔いはないかなと思っていたんだけど、味噌や醤油やきのこがどうなるかを見届けたいから、まだ死ねないと思い直した。

椎茸菌、たくさん醸せよ!

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